北野山農場では、私たちの食文化に根付く鶏について、もっともっと知ってもらう取り組みをしています。
ふれあいや見学会はもちろん、ご自宅へのレンタルもそのひとつ。


室内で飼育でき、鳴き声も匂いも少ない、意外にも育てやすい鶏。生活をともにすることで意外な鶏の一面を知り、さらにいのちの連鎖を肌で感じることで、より豊かな毎日になるはずです。

ひよこ・鶏の育てかた

飼育場所
鶏の健康のため、30日目までは室内、45日目以降は屋外での飼育を推奨しています。
室内は、マンションでもOKです。ベランダでも小屋を設置すれば飼育できます。
ただし、狭いケージ内や、夏に直射日光が当たる場所、冬に風が当たる場所は避けてくださいね。
室内飼いの場合、週に1度はお散歩推奨です。(野外のネコや犬、カラスなどに襲われないよう、気をつけてください)


1日2,3回、あたえてください。
市販のニワトリ用配合飼料とお野菜です。
お野菜は、料理で出た野菜くずやお庭の雑草が大好きです。ぜひ食べさせてあげてください。(与えてはいけないお野菜もあるので、後述します)
市販の配合飼料は成長度合いによって違うので、鶏の大きさに合ったものを選んでくださいね。
水は毎日取り替え、新鮮な水をいつでも飲めるようにしてください。

お掃除
小屋の掃除は週2回以上行い、清潔に保ってください。

その他、飼育道具について
小屋や道具は北野山農場がひよこ・鶏と一緒にお貸しするので、そちらをお使いください。

ひよこ・鶏レンタルのうれしいポイント

とれたて新鮮な卵を食べられます

北野山農場では、メスの鶏を貸し出していますので、卵を産みます。
鶏の年間産卵数は、100個~300個ほど(品種によって違います)。
寒い季節は産卵率は下がりますが、あたたかい季節によく産みます。

産んだ卵は、もちろん追加料金なしでお召し上がりいただけます。
最高に新鮮な朝採れ卵のTKG(卵かけご飯)は、格別なおいしさです。

野菜くずなどの生ごみが減ります

鶏は草が大好きです。
料理で出た野菜くずを鶏にあげると、大喜びで食べてくれます。
※あたえてはいけない野菜もあるので、気をつけてくださいね(キャベツ・ネギ類など)。後に記載します。

野菜以外にも、雑草も大好きなので、庭で散歩をさせると草刈りもいらなくなります。

食育にもメリットが

自分たちの食べ物がどのように作られているのか、知識があってもそれを肌で実感することは多くありません。
毎日をともにする鶏が卵を産み、それをいただく経験の尊さを、大人も子供も実感できるはずです。

ご希望であれば、〆てお肉としていただくこともできます。※事前に農場にご連絡ください。
刺激が強い内容ですが、卵と同様、普段食べているお肉がどのようにして食べられるようになるのかを学ぶ貴重な機会となります。

ひよこ・鶏飼育の3つの 「じつは」

その1 じつは、臭くない

小学校の鶏小屋やケージ飼いの養鶏場に行ったことがあり、鶏に「臭い(汚い)」という印象をお持ちの方も多いと思います。

実は、適正な広さと、清潔な環境で育った鶏は、臭くも汚くもありません。

イメージしてください。鳥がたくさんいる森林は臭いでしょうか?
きっと、木や土のいい匂いがしてくるはずです。

実際に、北野山農場の鶏はとても清潔で良い匂いです。
(農場長の勝瀬は、鶏の匂いを嗅ぐのが好きです。「天日干ししたふとんみたいな匂いがする」との事です。)

その2 じつは、静か

鶏が高らかに「コケコッコー」と鳴く姿が、朝の象徴のように描かれている作品はよくあります。
マンションや住宅街の方から、朝に鳴いて近所迷惑になるのでは…という心配もよく聞きます。

実は、大きくコケコッコーと鳴くのはオスだけで、メスの鶏の鳴き声は静かです。

小声で「コケコケ」と鳴くだけなので、犬や猫よりも小さい鳴き声です。

北野山農場では飼育数が多いので、メスの「コケコケ」もそれなりのボリュームですが、
数羽であれば鳴く時間も短いため、隣の部屋にいても聞こえないかもしれません。
(農場長の勝瀬は、自宅 -普通の住宅街で隣の家との距離は2メートルほど- でもお気に入りの鶏を10羽以上飼育していますが、匂いも音も問題なし。
みんな育てやすく良い子だそうです。)

その3 じつは、よくなつく

鶏が懐くイメージはなかなかないかもしれませんが、
実は、他の動物と同じようによくなつきます。

ベランダでも飼育できますが、脱走したりもしません。

慣れてくると、鶏の方から人間の体に乗ってきたりも。
餌も手から食べるので、餌やりすらも楽しい時間になりますよ。

鶏との楽しい戯れ方は、見学や受け渡しの際、ぜひ農園長に聞いてみてください。

レンタル時についてくるサービス

飼育道具もすべてご提供

飼育箱から、日々の世話で必要な道具、餌、鶏の育て方マニュアルなど、すべて北野山農場からご提供(餌以外は貸出し)いたします。

道具を揃えるわずらわしさや情報収集についての心配もなく、ひよこ・鶏の飼育を始めていただけます。

北野山農場の飼育箱は実はハイテクです。
育雛箱にはIoT機器がセットしてあり、温度や湿度が鶏に最適な状態かどうかを常にチェックしています。
寒かったり暑かったりする場合は、お客様に自動的に連絡が届く仕組みにしています。
農場長は元エンジニアで、20年ほどIT業界で仕事をしておりました。その経験を養鶏にも活かしています。

一時お預かり可能

旅行や出張などで丸2日間以上(2泊3日以上)お世話ができない期間は、北野山農場が一時お預かりします。
北野山農場でのお預かり期間中は、目印をつけてお世話をするので、入れ違いのご心配もありません。

※産んだ卵は品質管理上の理由で保管・お渡しする事はできませんが、北野山農場で他の鶏の卵と一緒に販売や加工をさせていただきます。

いつでも返却できます

ご本人の望まない理由で、どうしても飼育が続けられないケースがあるかもしれません。
その場合は、レンタルなので返却も可能です。

普通であれば途中で飼育をやめることはできませんが、北野山農場では多くの方に鶏の魅力を知って頂きたいと考えており、レンタルサービスを行っています。遠慮なく農場までご連絡ください。

返却された鶏は他の鶏と一緒に農場で飼育します。
どの鶏がいつどこから返却された子なのか、足輪の番号でわかりますので、時々農場まで会いにきてくださいね。

レンタル開始までの流れ

  • お問い合わせ
    このページの問い合わせフォームから、お問い合わせください。
    その後のやりとりで、農場へお越しいただける日時を相談しましょう。
  • 事前説明
    北野山農場にて、ひよこや鶏をレンタルするにあたり知っていただきたいことをご説明いたします。
    注意点や世話の内容、飼育道具の紹介などです。
    このとき、不明点や不安な点は何でも質問してください。
  • お申込み
    事前説明をお聞きいただいたうえで飼育可能であれば、申込書にご記入いただきます。
  • 引き渡し
    鶏からの飼育を希望される場合、お越しになったその日に農場内から鶏を選んでお持ち帰りいいただけます。
    ひよこの飼育を希望される場合は、農場にひよこが到着するまでお待ちいただきます。(ひよこは常時居るわけではありません)
    ひよこが生まれたタイミングで、ご自宅へのお届けか、農場まで取りに来ていただけます。
    鶏の場合もひよこの場合も、引き渡し時に飼育道具と餌をお渡しします。
  • 飼育開始
    お渡しした飼育道具と餌で、ひよこ・鶏を育ててあげてください。

よくある質問

ひよこ・鶏レンタルについてのよくある質問は、以下のページからご確認ください。

お問い合わせ

こちらの問い合わせフォームに必要事項を記入し、送信してください。

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