さいたまの北野のはずれ、住宅や施設とならぶ隠れ家のような農園が、北野山農場です。

鶏のこと、自然のことをもっと身近に感じていただきたい。
その想いをもって、ここに農場をひらきました。

けして大きくはありませんが、地域の方にひらかれた農場をめざし、愛情と手間暇かけて鶏を育てています。

北野山農場のこだわり

モットーは「オープンな農場」。
北野山農場は、安心と地域とのつながりを大事にしています。

どのような環境で鶏が育てられているのか、どのような工程で卵が生まれているのか、みなさまに知っていただけるよう、
見学も積極的に受け入れ、養鶏場でのアクティビティもたくさん企画しています。

鶏のしあわせを考えた飼育環境

日本の養鶏業界では、パタリーゲージという狭い金網に入れて飼育する方法がほとんどです。

北野山農場は、鶏にとってのしあわせが実現できなくては、お客様へもしあわせは届けられないと考え、設立からずっと放し飼いで鶏を育てています。
1羽あたりの飼育面積を広くとっているので、鶏たちは自由に太陽光を浴び、砂浴びをし、思い思いに動き回っています。

ケージ飼い

  • 鶏を鳥かごで飼育
  • 狭いケージ内に多くの鶏を収容する
  • 低コストで鶏を飼育できる
  • ストレスによる喧嘩や、病気が多い

日本の養鶏のは、ケージ飼いが主流です。

平飼い

  • 鶏舎の中での放し飼い
  • それぞれのタイミングで歩き、食べ、飲む、つつくことができる
  • 病気になりにくいため、余計な薬やワクチンがいらない

放し飼い

  • 養鶏場の敷地内での放し飼い
  • 鳥小屋と屋外を行き来できる
  • 平飼いより自由な環境
  • 鶏一羽あたりの面積が多い
  • もっとも鶏へのストレスが少なく、健康に育つ

北野山農場の鶏は、この飼育法で育っています

鶏のためにしていないこと

鶏のためにしていないこともたくさんあります。

従来の養鶏方法では、より効率的に食料を得るためにされている、鶏にとって辛い施策もたくさんあります。
北野山農場では、従来の養鶏では当たり前になっているそれらも、鶏のために導入していません。

  • 抗生物質は与えていません

無理に太らせたり、不衛生による病気も少ないので、抗生物質はあたえていません。

  • 嘴は切っていません

放し飼いでストレスなく育てているので、仲間うちでの喧嘩も少ないためです。

  • 国で定められているワクチン以外は与えていません

安心安全を守るため、国で定められているワクチン以外は与えていません。

  • オスヒヨコは殺処分しません

日本では、オスヒヨコは生まれてすぐに殺処分されてしまいますが、
北野山農場では、生まれてきたいのちを無駄にしないよう、鶏になるまで飼育し、食肉用として処理します。

  • 産む卵の数が減ってきた鶏は食用肉として加工

一般的な養鶏では、産む卵の数が減ってきた鶏は殺処分(廃鶏)してしまいます。
北野山農場では、そのような鶏も無用に廃鶏せず、自社で食肉に処理し、いのちを繋いでいます。

アクセス・見学

北野山農場では、見学を大歓迎しています。
下のフォームから必要事項をお送りいただき、日程調整の上、いらしてください。
たくさんの鶏とお待ちしています。

※フォーム送信の際は、当サイトの「プライバシーポリシー」をご一読いただき、内容に同意の上、ご送信ください。

    • 〒359-1156 埼玉県所沢市北野南1-6-6
      公共交通機関でお越しの場合:西武バス(小手01)「小手指駅南口」から、「北野天神前」で下車し、徒歩3分
    • 電話番号 04-2936-7928
    • 営業時間 10:00 - 17:00